特別な三森甲州ワイン

日本固有のワイン用葡萄で世界的に認められた葡萄品種は甲州とマスカットベリーAの2種のみ。
甲州葡萄でのワイン造りにおいて、個性がなく、みずみずしいワインがほとんどで個性のある
美味しいワインを造るのは難しいと感じていました。
そんな中で110才にもなる三森甲州を見つけ、枝分けし畑にしている作り手に出会いました。
それが大和葡萄酒の萩原社長です。
この三森甲州が発見されなければ、この甲州葡萄(クローン)は後世に残せませんでした。
実際に8年前に枯れてしまっています。
私はこの三森甲州こそ日本の誇りであり、宝だと思っています。この甲州葡萄(三森甲州)は
他の甲州より小粒粗着な特徴を持ち、ミネラル豊かで凝縮感のあるワインになります。
この三森甲州を日本はもちろん、世界のワインラバーに楽しんで頂きたいと思っています。
・スパークリングは4か月の樽熟成により、より複雑な味わいに仕上げています。みずみずしい
甲州のイメージが変わる味わいです。
また、元来の甲州葡萄では樽に入れるにはみずみずしいので向いていませんが、三森甲州は樽の
ニュアンスと相性も良いので素晴らしいバランスに仕上がっています。
・三森甲州は三森甲州葡萄の味わいをストレートに味わっていただきたかったので、ステンレス
タンクのみで仕上げています。三森甲州のポテンシャルを感じて頂けると幸いです。
・三森甲州プライベートリザーブは樽に5か月入れて、リッチなタイプに仕上げています。普通の
甲州葡萄では樽に負けてしまうのですが、三森甲州は樽との素敵なハーモニーを奏でてくれます。
四賀メルロー2020は標高700メートルの冷涼な四賀村で作られるので、酸が美しい、日本のメルロー
らしい味わいに仕上がっています。
ボルドーとは違う、日本のメルローらしいというのが重要で、まさに日本のテロワールの表現に
向いている村(地域)での葡萄作りがワインに活きた好例です。
2020年収穫したブドウを醸造。温度管理されたステンレスタンクで滓と共に長期間眠らせることで
ワインの深みや奥行きを与えました。
プライベートリザーブ2022は1年間樽熟成しています。新樽100%では強すぎるので、葡萄のポテンシャルを
最大限に表現するのに20%新樽、80%古樽のバランスで熟成、瓶詰めした最上ランクのワインです。
和牛との相性が良く、これぞ日本の地産地消ペアリング!とわれるためのワインです。
ミディアムボディのリッチなワインです!